レーザー加工機Podea-01で革のブックカバーに彫刻をしてみた
今回はヨカラボ天神にあるレーザー加工機Podea-01を使って、革のブックカバーへの彫刻に挑戦してみましたよ!
せっかく作るので、データも0からこしらえてみましたー。
イラストはなぜか魔方陣。魔道書をイメージしてみました。
まずは、IllustratorでA4サイズのドキュメントにパスデータを作成します。
線はアウトライン化して、すべてのパスを合体させます。
アウトライン表示にて、以下のように余計なパスが存在していないことを確認します。
データをIllustratorからPodeaソフトウェアへ送信。
ほかに、ブックカバーと同じサイズの長方形をA4で紙に印刷しておきます。
印刷した用紙をPodeaにセットし、その上にブックカバーをセットします。
これでレーザー加工する位置とブックカバーの位置が同じ位置になりました。
ブックカバーが浮かないよう、マスキングテープで押さえておきます。
加工を開始して約1時間20分後…
完成!
でっかい模様はしっかり彫刻されていましたー。…が!
魔方陣が!!ない!!
ブックカバーが湾曲していたことが原因で、レーザーから遠くなってしまった部分にはほとんど模様が彫刻されていませんでした。orz
彫刻する線が細いと、レーザーと素材の距離関係は想像以上にシビアになるようです…。
今回のブックカバーのような物の場合、冊子や薄い箱などに巻きつけるなどして、高さを一定に保つ必要があるようです。
っていうか最初に気づけってね!
ものづくりには失敗がつきもの…ですが、失敗しないに越したことはありません。(T T)
これからレーザー加工機を使う方など、今回の失敗を参考にしてもらえると幸いです…!