最新型3Dプリンター『Cube3』のレビュー その1
海外の本家サイトで注文したのが7月9日、当初8月末発送予定から伸びに伸びての到着です。
日本円で本体価格は119,900円でした。
3D System社の日本正規代理店であるイグアス社からCube3について発表されていました。代理店からの購入だと160,000円(税別)ですので、本家サイトからの購入の方がかなり安いですね。
Cube3の本家サイト→http://cubify.com/en/Cube
並べてみました!右がCube、左がCube3です。
正面から見るとこんな感じ。
PLA素材のフィラメント2つとアダプタ、ヘラ、ペンチ、あと写真にはないですがサンドペーパー1枚、1.5mmのレンチ、マニュアルの入ったUSBメモリー、GapGaugeというシート(捨てては駄目らしい)が同梱されていました。
スペックとしては、造形可能サイズが152×152×152㎜と、Cubeの140×140×140mmに比べてほんの少し大きなものが造形できるように。
積層ピッチは0.2mmと0.07mmの二択です。
比較としては旧Cubeの積層ピッチが0.2mm、ヨカラボで活躍しているAFINIAが最小0.15mmと、従来のローエンドのFDMプリンターの中ではかなり優秀です。
あと、デュアルヘッドに対応しており、PLAとABSの異なる素材を同時にプリントできます。
さらに、カートリッジが大幅に変わっています。
Cube3ではカートリッジ自体にノズルがついており、最悪ノズルが詰まってしまっても新たなカートリッジを装填することで
すぐにプリントを開始することができるように。
ノズル部分はイヤホンのような形状になっています。
さて、プリンターが来てまず行う作業がセットアップです。
そこで早速頼りになるのが、マニュアルです。
英語です。(震え声)
いち早く入手するため、直接購入したのでマニュアルも英語でした。
慣れない英語を翻訳しつつ、アクティベートを行います。
アクティベート手順は従来のものと大差はありませんでした。ほっ
アクティベートを終えるとそのままカートリッジの装填工程へ。
指示通りにカートリッジをセットします。ここで驚いたのが、なんと左右のどちらに挿せばいいのかを、本体の挿口が光って指示してくれるという謎のハイテク機能!
なんだか凝っていますね。
ここにノズルを差込みんで回します。両方セットしたのがこの状態。
カートリッジはサイドに装填します。
カートリッジのセットが終わると、自動水平調整へ。
通常、スムーズに行けば自動で水平調整が完了するのですが、今回は失敗という結果が出たので、自動調整が行えるところまでいったん手動で高さを調整することに。(ちなみにディスプレイの文字は日本語表示できました)
プレートを外して土台部分のネジ(白い丸の形をした部分)を回し、高さを調整します。
表示される支持通りにネジを回します。
回し終えたらプレートを戻し、先へ進むボタンを押すと再び自動水平調整が行われます。
これで駄目な場合は、再度ネジを回す指示が出ます。
くろき「あれ…」
くろき「回せど全然OKが出ない…」
村橋「おーい、Cube3どんな感じー?」
くろき「ネジを回して高さ調整してるんですが、Cube3氏は全然OKしてくれないです…。」
村橋「あらら…初期不良かな?」
村橋「ん?」
村橋「それ指示と逆に回してね?」
くろき「 」
くろき「!!!」(その時くろきに電流走る)
逆に回してました。そりゃOK出ないよねっていうことで、村橋さんのお陰で先に進むことができました!
ありがとう村橋さん!ありがとう支配人!この恩はしっかりブログに書いておけよって言われました!ありがとう支配人!
手動調整に苦戦しつつもなんとか前進。
本来ならば、この手動調整の工程はさっくり終わるはずです。
ちなみに一度OKが出てしまえば、今後は自動で行ってくれるのでもう基本的に人間が調整することはありません。
無事自動水平調整も終わって、準備は完了!ですが、プリントの過程は次回のブログで書きたいと思います!
最新型3Dプリンター『Cube3』のレビュー その2
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