AFINIA新型 AFINIA H480レビュー
ヨカラボ天神で大活躍中のAFINIAですが、今まで使用していたH479に加え、新型のH480を導入しましたよ!
何がどう変わったのか、実際に動かして検証しました。
新型AFINIA H480の特徴ですが、大きく変わったところとしては、
●オートキャリブレーション(自動水平調整)機能
●オートレべリング(自動高さ調整)機能
の2つの機能が新たに追加されました。
AFINIAではプリントを開始する前に、プラットフォームの水平調整と高さを確認・調整する必要がありますが(この調整如何によって成功が左右される)、旧型では手動で行ってたこの作業を新型ではなんと自動で行ってくれます。
比較のために具体的な操作を説明すると、旧型では、プラットフォームの水平調整についてはネジを締めたり緩めたりしながら地道に傾きを調整していました。
ノズルの高さの調整も、ノズルとプラットフォームの間隔をちょっとずつ近づけながら調整するという方法でした。これらの方法は慣れるまでは非常に時間をとられる作業でした…!
新型の場合は、まず水平調整をするための専用のプローブ(センサー)をセットします。
本体後ろの端子へ接続します。
「水平自動調整」をクリックします。
人間の操作は以上!
あとはAFINIAが勝手に動いてプラットフォーム上の9地点の高さを測定し、傾きの値を校正値として記憶してくれます。
プリント時にはこの校正値をもとに、プラットフォームを事実上水平に保ちながらプリントしてくれます。(傾いていてもプリント時に動きでカバーしてくれます!)
また、ノズルの高さ調整も自動でやってくれます。
オレンジの丸で囲ったところがノズルセンサです。
「ノズル高さ測定」をクリックするとプラットフォームが上昇し、センサに触れた高さを基準値として記憶してくれます。
この作業も、人間が行うことといえば「ケーブルを繋ぐ」ことと「ノズル高さ測定」をクリックするだけ。
2つの新機能によって、人間側の作業負担がかなり軽減されました。
さらに、旧型の欠点だった経験の差によってプリント結果に差が出てしまうという点も解消されました。
オペレーションに従えば経験者でも初心者でも誰でも同じ結果が出せるようになりました!
さらに、バージョンアップに伴いセルボードも変更されています。
表面のコーティングが強化されたことにより、造形物をセルボードからはがす際、きれいにはがれるようになりました!
写真がわかりづらいですが、セルボードの穴に入り込んだ箇所も含めきれいにはがれています。
さらに、クリップボードの留め方は旧型と変わりませんが、中央に2箇所ストッパーが追加されました。
これにより、熱収縮による反りが抑えられるようになり大きな物を造形しても変形しにくくなっています。
そのほかにも、各所で改良された点が見受けられました。かゆいところに手が届くようになった!という印象です。
細かい点を気づいたことを含めてまとめると、
●造形クオリティは旧型とほぼ変わりない。
●新機能の追加により高さ調整・水平調整が自動化されプリント前準備が手軽に。また、自動化されたことによりオペレーションに従えば誰でも得られるようになった。
●セルボードの変更により、造形物をはがす際に一気にはがれるように。プレート清掃(穴に詰まったマテリアルの除去)をする手間が少なくなった。
●セルボードの中心部分にストッパーが設けられたことで、熱収縮による反りが抑えられるようになった。
●主電源を切ってしまってもプラットフォームが落下の心配がなくなった。
造形のクオリティが変わったというよりも、バージョンアップによって旧型で不便だった点が補われたという感じです。
ヨカラボ天神では旧型に加え、新型AFINIAも随時ご利用いただけますよ!
3Dプリントがより手軽になった新型AFINIA H480を体験されてはいかがでしょうか。( ´∀`)ノ゙
ヨカラボ天神ではAFINIA H480の販売も行っております
※このとろの急激な円高により、2014年12月15日(月)よりAFINIA本体及び関連商品について、価格改定を行う運びとなりました。※
■AFINIA H480 本体■
旧価格¥155,000→新価格¥185,000
当店でご購入されたお客様には、以下の特典をお付けいたしております。
【特典1】AFINIA初回操作指導(3,000円)を無償でご提供いたします。
※ヨカラボ天神にご来店いただける方に限ります。
【特典2】ノズルのスペア(2,500円)をプレゼント。
ノズルが詰まった場合、取り外して清掃が必要ですが、スペアがあれば清掃中も稼動停止せずに使用可能となり大変便利です。
【特典3】無期限で電話サポート!
ヨカラボスタッフが、使い方やトラブル対応等、電話にて無期限でサポートいたします。
ご購入をご検討いただける場合は、詳細についてご案内いたしますので、ヨカラボ天神HPのお問い合わせよりご連絡ください。
http://yokalab.jp/contact/