ゆきこたんヨカラボに爆誕
3D担当のくろきです!
私が記事を書くっていうことはつまりそう!
3Dプリンター回ですはい!スタッフの
さーてさて!今回ご紹介する
(※ヨカラボでは商品としては取り扱っておりません)
みなさん雪印コーヒーはご存知ですよね?
コーヒー牛乳でなじみの深い雪印コーヒーですが、実は生誕50周年を記念して、擬人化キャラクターの"ゆきこたん"なる公式キャラクターが生まれているのです。
ゆきこたん公式ページはこちら
http://www.yukicocp.com/
さらにこの"ゆきこたん"、フィギュア化もされていて、太っ腹にもこの3Dデータが公式HPにて配布されているのです!
さらに私の隣には3Dプリンター…(ちらっ)
これは…やるしかない…
乗るしかないこのビッグウェーブに…
さっそくデータを落としてみたところ、
ざわ…ざわ…
うっすら思っていたがやっぱり分割されてない…全部繋がっていやがるっ…!!
通常フィギュアのような複雑な構造のものは、ある程度分割してから出力するのが一番なのですが(プリンターでの造形や塗装のことを考えて)
そんなぜいたくなことは言ってられないです。
データだけでもありがてえっ…!><
ありがとう優しい雪印さん…!
というわけで、AFINIAたんの実力を信じてとにかくプリントしてみることにしました。
そしてできあがったのがこれ!
じゃーん
\キャーユキコサーン/
こんな複雑な形状でもプリントすることができました!うひょーいらっしゃいませゆきこたん!
フリフリ…
絶対領域…
ロリ!
ロリ!
サーフェースやパテで表面処理をすれば、フィギュアの原型作成としてはFDM方式のプリンターでも十分いけそうです。
もっと細かい造形が必要なところは部分的にObjetなどハイエンドなプリンターでプリントすれば、十分手の届く範囲でハイクオリティなオリジナルフィギュアができそう…!
ふふふ夢がひろがりんぐむふふふふ…
…と一発で成功したみたいな書き方をしておりますが…
実は…2回ほど出力失敗しとるとです><
1度目の失敗は…断層を見るに、何か物理的な衝撃がプリンターに加わって層がずれてしまった模様。
FDM方式のプリンターはプリントする仕組み自体は簡単なので(フィラメントを溶かしてチューブから搾り出し、それを積み重ねていく)意外と、こういった単純なことが失敗の原因になったりするのです。
プリント中はできるだけ衝撃を与えない(揺らしたりしない)ことが解決策であります。
2度目の失敗は、そのまま立たせた状態でプリントしたことが原因。(成功したのは横に寝かせて出力しました)
FDM方式のプリンターは溶かしたフィラメントを積み重ねて形を作り上げていきますが、縦に細長くサポート材のつき方が不安定なものだと、どうしても造形途中で積層がずれたり失敗する可能性が高くなってしまいます。
横に寝かせた状態でプリントするのがやはり安定したプリント方法ですね。
こういった失敗を糧にプリント成功させていただくため、あえて失敗例を書かせてもらいました…グスッ
プリンターを利用される際にはどうか参考にしてください。屍を飛び越えていってください><
そんなこんなで、スタッフの苦労と愛が詰まったゆきこたん…ヨカラボ4Fのラボに飾っております!
よかったら見にきてくださいね!
あ、ご見学される方は事前予約とラボの営業時間にご注意ください。
詳しくはこちらを!
http://yokalab.jp/3dprint/info/