​空間運営に心をのせるということ


こんにちは。福岡県のコワーキングスペース「ヨカラボ天神」店長の山下陽子です。

↑中洲で撮っていただいたお気に入りの写真です


この記事は、コワーキングスペース運営者限定アドベントカレンダー Advent Calendar 2017の22日目の記事として書いています。

池袋のコワーキングスペース「FOREST」の山内三紀子さんよりバトンを受け取りました。
楽しく悩める料金のお話


早いもので、コワーキングスペースにスタッフとして関わりだしてから5年半が経とうとしています。
ヨカラボ天神には、今年の1月に店長として加入しました。
これまでのスタッフ歴については、reallocal様が取材してくださった記事で素敵にご紹介いただきました!
これまで私が書いたブログ記事のアーカイブも掲載されているので、よかったら過去記事もご覧ください。
reallocal » コワーキング運営の奥深い魅力 福岡


ヨカラボ天神の店長になってから約1年。
加入当時は、2016年9月から利用者数が下がり、12月までの4ヵ月間は横ばいだったという状況でした。
その4ヵ月間の平均値と比較して、達成できたことは以下のとおりです。
・2ヶ月目に月間利用者数が1.5倍に。その後も順調に増え続け、10月には1.9倍に。
・月間の月額会員数が8月に急増し、1.3倍に。以後も毎月入れ替わりはあるが1.3倍以上のままキープ中。

また、4月からヨカラボ天神のラボエリアも担当することになり、3Dプリンター販売も引き継ぎました。
今年の3Dプリンター関係の売上は昨年の3倍を超えています。

ひとまずは目に見える結果が出せてほっとしているところです。
大規模なリニューアルをしなくても、運営者が変わることで状況を大きく変えられるという例を示せたのではと思います。
設備だけ揃えても、運営者が心をのせて空間を整え続けないと快適さは生まれません。
この記事では、今年ヨカラボ天神で取り組んだことと、空間運営をする上で大切にしていることを書いていきたいと思います。
 

ヨカラボ天神で取り組んだこと

「見て見ぬふりをしない」
「勇気を出す」
「より良くするためにはどうすれば良いか考えて、ひとつひとつ実行していく」
これだけです。

私は、コワーキングスペース運営は「日々の心がけを積み重ねること」だと考えています。
毎日手抜きをせずに、利用者さんのことを大切に思って行動を積み重ねていきます。
すると経験値が上がってくるので、急なアクシデントがあったときも、後悔しない状況判断や対応ができるようになりました。

今年ヨカラボの売上や利用者さんが増えたのは、
利用者さんを大切に思う気持ちを行動で示し続けたことで、空間にも居心地や快適さというかたちで反映され、利用者さんに伝わったからではないかと考えています。

具体的にしてきたことの一部はこんな感じです。
毎日、利用者さんの目を見て笑顔で挨拶する
 名前は本当は毎回お呼びしたいのですが、照れくさいときもあるので呼んだり呼ばなかったりです。名前と一緒に挨拶された日は「今日は積極的な気分なんだな」と思ってください。
ドリンクコーナーのガムシロ類やティーバッグ類をてんこ盛りにする
 景気良くもりもりになっていると、なんとなく歓迎の気持ちを伝えられるような気がするのでやっています。
こまめな掃除を欠かさない
 ドリンクコーナーの汚れや床の小さなゴミ等、見てみぬふりせずに気づいたらすぐにきれいにするようにしています。
見苦しい物を置かない
 以前は廊下に大きな家具がたくさん置いてあったり、お客様の目に見えるところにゴミ袋やダンボールを置いたりしていて見苦しかったので、片付けるようにしています。
コワーキングスペースの利用範囲や、「お互い様」の範疇を超えた使い方をしている方を見逃さない
 通話の声が大きかったり、大量の荷物を机に広げたり等、周囲の利用者さんの快適さを欠いてしまう方には、多目に見ることなくお声がけするようにしています。

こういったことを毎日粘り強く続けると、空間にあらわれてくるはずです。
スタッフの対応だけでなく、空間からも利用者さんを大切にしている気持ちが伝わったらいいなと思ってやっています。
 

コミュニケーションで大切にしていること

なんとなくぼんやり考えているコワーキングスペース運営者の理想像があります。
それは、「利用者さんが一歩踏み出した時に、良い化学反応が起こせる運営者」です。

今年、ヨカラボの書籍自炊ブースを利用している方が、裁断機の使い方に苦戦しているところを見かけました。
お声がけして裁断方法をご案内したのですが、その時裁断していた本が、知り合いの方たちが書かれたアプリ開発技術書でした。
嬉しくて本の写真を撮ってFacebookにアップしたところ、著者さんがヨカラボでアプリ開発勉強会を開きたいと言ってくださいました。
利用者さんはこれからアプリ開発を始めたいとの事で、話が盛り上がりました。その後もSNSで繋がって他の勉強会で一緒になったり、隣の席で飲んだりすることができました。
この一連の出来事で、「私がやりたかったのはこういうことだ」と嬉しくなったのを覚えています。
もしも利用者さんがアプリ開発を始めようと思わなかったら、あのとき利用者さんに声を掛けなかったら、著者さんと繋がって無かったら…
利用者さんとスタッフの双方が一歩踏み出すことに、スタッフのこれまでの経験値が加わることで、より良い思い出をつくることができるのではと思います。
(ちなみに勉強会については、私がいっぱいいっぱいになってしまい進められず、実現には至っていません。これには今年一番反省しています。)

利用者さんが一歩踏み出すために、まずはスタッフが勇気を出して一歩踏み出してみる。
利用者さんが一歩踏み出してくれた時に、より良いかたちで受け入れられるような人物になれるよう努力する。
こういうことが大事なのではと思います。


 

おまけ:コワーキングスペース運営に必要なスキル最新版

日々運営していて感じた必要スキルを発表します!

・英語ができる
外国人の利用者さんが増えました。
わたしは英語力がからきしなので、英語ができるスタッフさんや利用者さんに助けられっぱなしです!
英語勉強します。

・愛嬌
普段の接客時はもちろんのこと、急なトラブルが発生した時や、お客様に言いにくいことを伝える時にすごく役立ちます。

・フットワークが軽い
今年は50人を超える県外の友人・知人の皆様がヨカラボに立ち寄ってくださいました!ほとんど関東にお住まいの方です。
これは、皆様の九州出張の機会が多かったことに加えて、かつての私が足を運んで色々な方に会いに行ったからだと思います。
すごく嬉しかったです。ありがとうございました!

・整理整頓、掃除が好き
快適な空間は、継続的な掃除や整理整頓抜きでは実現しません。

・なんでもおいしそうに食べる
カロリーが高いものでも、いただいた食べ物はすべて喜んで食べるとお互いに幸せな気がします。
遠慮してる方は本当にもったいないと思います。色んな意味で。(ただし健康第一なので無理は禁物)

・SNSを活用している
自分の趣味や人柄や好きな食べ物などを伝えるのにうってつけです。
利用者さんと繋がるとその方のこともよ〜く分かるので、私はFacebookが大好きです。

・デザインができる
店内のPOPやポスター、Webのイベントページヘッダー画像など、画像を作る機会が多くあります。
人に依頼しなくても自分である程度できると便利だと思います。

・写真の撮り方がうまい←New!
今年実感しました。よそのお店で店員さんに写真を撮ってもらう時、ただ撮れれば良いみたいな感じで撮影する方もいれば、良い写真になるように構図や明るさ、掛け声などを工夫してくれる方もいました。
撮った写真の写りが良いに越したことはありません。
良い写真はシェアしてもらえる確率が上がるので、すてきな写真が撮れるよう、一緒にがんばりましょう!!
あと、コワーキングスペースにフォトスポットがある場合、そこだけでも照明の明るさや向きに気を遣うと良いです。
逆光になっちゃってるともったいないですよ><

 

おわりに

今年も人の繋がりに助けられた1年でした!ありがとうございました!
新しいタイプのコワーキングスペースがたくさんオープンし、コワーキングスペースを取り巻く状況が変わってきたなあと思っています。
でも、繰り返しになりますが、競合店ができても状況が変わっても私がやることは変わりません。
「見て見ぬふりをしない」
「勇気を出す」
「より良くするためにはどうすれば良いか考えて、ひとつひとつ実行していく」
これだけです。
来年もコワーキングスペースをきっかけにすてきな思い出がたくさんできますように!


明日のコワーキングスペース運営者限定アドベントカレンダー Advent Calendar 2017のバトンを
滋賀県のコワーキングスペース「今プラス」の中野龍馬さんへ繋ぎます!  
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この記事を書いた人は

mode_edit ようこ
こんにちは! 2017年1月より店長を務めている山下陽子です。 お気軽に下の名前でお呼びください(*^^*) ヨカラボで働くために、埼玉県から福岡県に移住してきました。 福岡のおいしいものを食べつくそうと思っているので、おいしいもの情報をお待ちしております!

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